自営業者として優秀であるためには?

自営業者であれば、上司はいません。あなたに指示してくれる人は、誰もいないのです。
指示してくれる人がいないということは、良いことでもあり、悪いことでもあります。

良いことというのは、わざわざ言わなくても、いくらでも思い浮かべられると思います。
ガミガミ言われることもない、自分の考えで仕事が出来る、やりたくない仕事をしてストレスを溜めることもない。
会社勤めの経験がある方であれば、多かれ少なかれ、上司がいなければと思ったことがあるでしょう。

しかし、指示してくれる人がいないということは、悪いことでもあるのです。誰にも指示されることがないということは、誰もあなたにムチ打ってくれる人はいないということでもあります。

自営業者であれば、自分を叱咤激励するのは、自分しかいません。仕事を休んでも怒る人がいませんから、仕事を簡単に休めてしまうんです。あなた自身が、あなたを叱らなければ、いくらでも堕落することは出来るんです。

自営業者としてやっていくのであれば、サラリーマン時代よりも、はるかに厳しい自己管理が求められます。仕事をしたくない日もあるでしょうが、自分で自分を奮い立たせて、仕事をしなければいけない時があります。あなたには、厳密な自己管理能力が求められているのです。

もしあなたが、今までは「言われた仕事だけを、きちんとこなしていた」という働き方をしていたのであれば、心構えの変革が必要です。会社では多くの場合、100の成果が求められている仕事で、きちんと100の結果を出すことが、優秀とされます。言われたことを、過不足無くこなす能力です。求められているのは、自分から動く人材ではなく、優秀な手足です。

一方、100の成果が求められているときに、150の成果を狙って、ときには成功し150の成果を上げ、ときには失敗して70の成果しか上げられないような人は、手足としては優秀 ではありません。

自分の頭で考えた結果、70であったり、150であったりと いう、ばらつきが出てくるからです。自分の頭を使って考えてしまうがために、手足としては失格の烙印を押されてしまうのです。

しかし、あなたが自営業者として成功したいのであれば、後者の考え方をしないといけません。自分で考えないといけないのです。100求められている仕事に、過不足なく100の結果を出すのではなく、失敗するかもしれないけれど150を狙うように、自分の頭で考えないといけないのです。

自営業者になったら、あなたに対して「100の結果を出せ」と指示してくる人は、いなくなります。自分で、どのくらいの結果を出すべきか、自分の頭で考えないといけないのです。

優秀な手足は、正しい頭があってこそ、その能力を発揮できるのであり、頭がないところの手足は何の意味もありません。間違った指示の下で、優秀な手足が働けば、それだけ間違いも大きくなってしまうのですから。

あなたに求められているものは、これからは手足としての優秀さではなく、自分の頭で考える必要性です。

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