研修を受けないで農家になる?それとも研修は受けるべき?

研修を受けないで、いきなり就農するという人も、数多くいます。とりあえず、大きな資本を投下せずに始めて、分からないところは周りの農家に聞くという形で、いわば走りながら勉強しているようなものです。

勉強の効率としては、このような形が最も効率が良いと思います。農業を志して3年目の、2人の新規就農者がいたとします。

「2年間の研修を受けた人が独立して、農業をはじめた1年目」よりも、「2年間自分でやって失敗を重ねた人の3年目」のほうが、はるかに成績は良いと思います。

研修先が、利益率の高い、高度に洗練された農業法人や大規模農家ならば別ですが、多くの場合、農業研修を受けたほうが、 農業技術は身につかないという結果になってしまいます。

研修を受けないことによるデメリットもあります。就農準備資金などの資金を借りられないというのも、その一つです。

資金によっては、農家なり農業法人での研修を1年以上受けることを条件に、新規就農者だと認め、資金を貸し与えるところもあります。そのような資金を借りたいのならば、必要な期間の研修を受ける必要があります。

また、いきなり始めたら地域の人に怪しまれるのではないかと思われるかもしれませんが、結論からいえば人柄によります。
身も蓋も無い言い方ですが、受け入れられる人は、どういう立場であれ受け入れられるものです。

周りの農家のところに、笑顔で訪ねていって、いろいろな話をしたり、農業に関する質問が出来るような人であれば、いきなり始めても全く問題はないと思います。

逆に、そういうコミュニケーションに自信がない人の場合は、一度、農業研修生という立場のクッション期間を置くことに、意味はあると思います。

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