給与所得者と自営業者の違い

給与所得者と自営業者の違いを分かりやすくするために、一つ、例え話をしてみます。

よく、人生は航海に例えられます。

サラリーマンは、さしずめ、大きな船の船員といったところでしょうか。大きな船を操縦する経営者がいて、どこかの島にある宝を探し出します。

うまく宝が見つかれば、船員であるサラリーマンは、給与という形で、お金を得ることができます。宝がいつまでたっても見つからずにいたら、船は燃料がなくなり、航海を続けることができません。会社が倒産してしまうわけです。

でも、腕のいい船員ならば、ほかの船の乗組員として雇われることもあるでしょう。

つまり、サラリーマンというのは「船のオールの漕ぎ方」を知っていればいいわけで、どこの島に宝があるかとか、船全体のことは考えなくていいのです。

船の行く先よりも、オールを漕いだりとか、風を読んでマストを操ったりとか、ある一つの特殊な技能を、深く知ることが求められる職業です。

一方、自営業者を船に例えると、どうなるでしょうか。

自営業者とは、小さな船の船長です。
その船は、1人乗りかもしれませんし、夫婦2人乗りかもしれませんし、3人くらいの船員が乗っているかもしれません。

いずれにせよ、自営業者というのは、船長なのです。自分で、どこに宝があるか考え、どういう風が吹いているか判断し、すべての決定を下さなければなりません。
そして、ときには自らオールを漕ぐこともあるでしょう。

船全体のことを考えなければならないのが、自営業者です。自営業者とは、すなわち、経営者であるということです。

あなたがサラリーマンならば、農業をするということは、大きな船を下りて、小さなボートで大海に漕ぎ出すということです。
ボートの船長は、あなたです。

どこに宝をとりに行くか、漕ぎ手を雇うか、どのくらいのスピードで行くか、すべてあなたが決めないといけないのです。

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