農業機械は購入する前にレンタルできないか調べよう

農業の目的とは、利益を上げること。利益とは、売上と経費の差額。「売上-経費=利益」です。
つまり、「売上を上げること」だけが目的なのではなく、 「経費を下げること」も目的なのです。
売上が100万円でも、経費が150万円ならば、利益は出ません。

なぜ、こんな単純なことを改めて書いたかというと、農業で失敗する多くは、売上の増加だけに頭が働いてしまい、経費をおろそかにしてしまうことが多いからです。特に、新規就農者は売上をいきなりあげることは難しいですから、出来るだけ経費が出ていかないように努力するべきです。

特に、大きな経費には注意してください。具体的に言えば、農業機械・ビニールハウスなどの経費です。高価な農業機械を買ったがために、借金に追われ、離農せざるを得なくなった話は、よく耳にします。

とはいえ、機械を買わずに農業をすることは、事実上不可能です。目的は、どれだけ経費をかけずに、機械を使うことが出来るか、です。

最も理想的なのは、レンタルです。自分では所有せずに、必要なときだけ、機械を借りて使います。

大きな農協では、農機のレンタル事業を行っているところもあります。買えば100万円以上するトラクターを、1日1万円程度で借りられるところもあります。

この大きな利点を利用するために、レンタル事業を行っていて、自分で農機をそろえる必要のないところに移住する、という考え方も出来ます。自分で購入せずにレンタルで済ませるというのは、最も経費のかからない方法です。

ハウスもレンタル、トラクターもレンタルならば、ほぼ初期投資なしに、施設栽培(ビニールハウス栽培)が始められるということになります。

また、農協以外にも、民間の農機レンタルも、あまり多くはありませんが存在します。また、集落単位で、農機レンタルを行っているところもあります。集落で一つのトラクターを所有しており、集落内の住民が必要なときに、貸し出して使うといった形です。

また、農家と直接交渉して借りるということも、勿論できます。

栽培作物によっては、他の土壌菌が移ったりしたら病気がきて困るという人もいるでしょうが、大半の人は引き受けてくれるはずです。農協のレンタルもない、民間のレンタル会社もない、じゃあ中古品でいいから買おうと思うよりも、まずは近所の農家に貸してくれるように頼んでみてください。

農機を買うなら、何度か実際に使ってみて、いちいちレンタルするよりも、自分で購入したほうが安上がりだと確信したときのみ、購入してください。

実際に使ったことのない機械を、セールストークに乗せられて買ってしまい、借金に追われるという例もあります。必ず、実際に購入する前には、何度か機械を使用してみてください。

特に、10万円以上する機械の場合には、この鉄則を守ることを、おすすめします。

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