自己管理能力のない人は農家になれない

ここまで読んで、農業というのは、サラリーマンと全く違う職業であるということが、お分かりいただけたと思います。サラリーマンで優秀だった人が、農業をやっても優秀だということには、なりません。

では、農業に向いている人とは、どのような人でしょうか。また、農業に転職しても役に立つような特技や資格などには、どのようなものがあるでしょうか。

まず、自営業である農業に欠かせない能力は、自己管理能力です。自営業に上司は、いません。自分で自分を管理するしかないのです。自己管理ができることは、最低限必要な条件になります。

きちんと、自分で考えて予定を立て、嫌でもその通りに働くといった、自立した精神が必要になります。誰も、あなたを叱る人はいないのですから。

昔からの、代々の農家というのは、この点はしっかり出来ているのです。自己管理というよりも、毎日畑に出かけるのは当然という感覚、すなわち「習慣」になっているのです。昔ながらの農家にとって、畑に行くというのは、生活の一部になっているのです。

しかし、新規就農者には、もともとそのような習慣はありません。ですから、気分の乗らない日には畑に行かないとか、作業をサボってしまうということが、往々にして起こるのです。都会生活の習慣を、農村生活の習慣に変化させなくては、いけません。

毎日、畑にきちんと行って働く、という最低限の農村生活のリ ズムすら築けずに、農業で成功することは出来ません。

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