独身だと農業で失敗する!その理由と対策は?

農業をやろうという場合、失敗する人の多くは、独身者です。
これは、たとえパートナーが、一緒に農業をやるにしろ、やらないにしろ、独身で農業はやるべきものでは、ありません。

Dさんは、独身で中山間地の自治体の農業研修生となり、独立し、専業農家として生活しています。やはり、独身で農業をやることは厳しいと言います。

多くの人は、独身で農業をやることの不利は、その作業性だといいます。農業は、2人以上でやれば、何倍にも効率がよくなる作業が多いのです。シートを広げるだけの作業でも、1人だったら、2人でやる何倍もの時間がかかります。圧倒的に作業性が悪いために、独身での農業は不利だと言われます。

しかし、Dさんはそれよりも、精神的な問題のほうが厳しいと言います。

なぜなら、農業というのは基本的に、人と話をしない仕事なのです。1日中、誰ともしゃべらずに、黙々と作業をする。帰り道には赤提灯もなく、家に帰っても誰もいない。

都会で一人暮らしをしているのなら、人の集まる場所に遊びに行くこともありますが、田舎で農業をすれば、完全に一人です。

一人で作業をすることの効率の悪さよりも、孤独との戦いのほうが厳しいと言います。中には、独身で農業に飛び込み、現地で結婚して、幸せな家庭を築いているという人もいますが、多くは、都会から一緒にやってきます。
たとえパートナーが農業をやらない人であっても、独身で農業をやるべきでは、ありません。

既に結婚されている人でも、多いパターンは、夫は農業をやる気なのだが、妻が乗り気ではないというケースです。

二人の気持ちが一致しないまま、無理やり新規就農しても、多くの場合は失敗します。パートナーが農業に反対している場合は、短期の農業研修を受けるなり、既に夫婦で新規就農した人を訪ねるなりして、実際の農業現場を見てもらうことが大切です。

都会人が思っている農業のイメージと、実際の農業現場は、良くも悪くも、大きくかけ離れていることがあります。

家族が反対しているのに、無理やり新規就農に突き進むことは、決してしないでください。

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