自治体の農業研修は意味がない?農業技術の習得できる研修とできない研修の見分け方

Cさんは、自治体の農業研修生となりました。自治体の持つ施設で農業技術を学び、独立に向けて準備します。

そのつもりだったのですが、研修を受けたところ、このままでは全く技術が習得できないと、Cさんは感じました。

というのは、自治体の研修施設には、現場の農家の知恵というものが、全くなかったからです。

研修生の就業時間は8-17時。土日は休み。
これでは、農業をやっているとは、言えません。

やることといえば、ほとんどは単純作業であり、何も学び取るところが無いような作業がほとんどでした。

途中で研修を切り上げたくとも、最初の契約で、2年の研修期間と決まっていれば、2年間は我慢して、役に立たない研修を続けないといけません。

後から振り返れば、その程度の研修ならば1作やれば十分だったと、Cさんは語ります。1作は約半年ですから、1年半は学ぶところの無い研修を受けなければならなかった、ということになります。

そこで農業技術を習得するぞと、張り切っていた人の場合、いきなり出鼻をくじかれることになります。

最初から、自治体の研修施設では、農業技術は習得できないということを理解した上で、研修を受けるのなら、構いません。
人脈なり、独立までのクッション期間なり、お金を稼ぐ目的なり、農業技術習得以外の目的で研修を受けるというのなら、意味はあります。

町の研修生という立場になれば、いろいろな人と知り合えるし、信用もつくし、そこから畑とか農業機械を世話してくれることも、あるかもしれません。



判断基準は利益

都会から来た新規就農者は、研修施設を見学しても、そこでの作業がどのようなものか、想像つきません。熟練した技術の必要な高度な作業が行われているのか、それとも単純作業だけの名ばかりの研修か、なかなか分からないものです。

その技術が優れたものか、そうでないか見分けるには、利益を見ることです。多くの利益を生み出しているような農業法人・農家・研修施設ならば、学ぶに値する技術が使われていることでしょう。

しかし、自治体の研修施設というのは、利益を出す必要はありませんから、作業内容も自然と、レベルの低いものになってしまう傾向があります。

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