農家になるからバカでいいは間違い

農業というのは、総合技術産業であると言われます。

農業は一見、植物を育てるという単純な仕事に見えるかもしれませんが、そのために必要な知識は、膨大なものになります。
生き物相手の仕事ですから、完璧を求めようとすると、切りがありません。

まず、栽培作物に関する知識が必要なのは当然です。トマト栽培ならば、トマトの生理に関する知識は必要です。また、土壌に関する知識も必要です。
土壌の物理性からはじまり、化学性、または土壌微生物の生物性なども、土を知るには必要な知識です。

さらに、農薬の知識、化学肥料の知識、有機肥料の知識。
ビニールハウスを建てるのであれば、建築に関する知識。農作業機械に関するメンテナンスの知識。

販売に関していえば、相場を読んで、できるだけ高値のときに出荷できるかどうか。取引先との交渉。輸送費をどれだけ抑えられるか。
ネット直販をするならば、サイトのデザインからはじまり、どのようなマーケティングを展開していくか。
加工をするならば、さらに多くの知識が必要になります。

その上で、自分は体を動かし、効率的に働かなくてはいけないのです。
農業とは、広範にわたる知識と、肉体的な作業スピード、的確な機械操作なども求められる、非常にハイレベルな職業なのです。

ですから、農業に就く人は、勉強熱心であることが肝心です。

勉強しようと思えば、農業に関する知識はいくらでもあります。

何十年と米を作っている農家でも「いまだに完璧な米は一度も作れたことは無い」と言います。農業とは、そういう世界です。

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